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土壌検査

土壌検査、根こぶ病、土壌センチュウ、線虫、植物寄生性線虫、遺伝子検査、植物病、植物病検査、検査サービス

作物を育てる為に大切な土づくり。その土壌のコンディションを知る方法として、土壌検査があります。土壌検査といえば、酸度(pH)、電気伝導度(EC)、リン酸、窒素など化学性の検査をイメージされる方が多いと思いますが、この他にも物理性や生物性の検査も重要です。
土壌中には様々な生物が活動しており、中には植物を病気にするような存在が混ざっている事もあります。その為、生物性の検査によって、土壌中に植物病の原因が存在しているかを確かめる事は、病気を防ぐ為に非常に有効な手段となります。ニッポンジーン マテリアルでは、遺伝子検査によって生物性の検査を迅速に行うサービスをご提供しています。

根こぶ病

(Clubroot)

  • アブラナ科の植物に特有の病気
  • 土壌中に分散して何年も生き残る
  • 土壌中の病原菌の密度を検査すれば、
    最適な防除方法を施せる!

根こぶ病は、アブラナ科植物に特有の病害であり、一旦発病すると防除が困難な土壌伝染性病害です。根こぶ病に感染すると、根に大小さまざまなこぶが多数できます。土壌中からの水分や養分の吸収が妨げられ、晴天の日中に茎や葉が萎れるようになります。生育が遅れて葉色は褪せ、収穫物の品質も低下します。
病原菌(Plasmodiophora brassicae)はカビの一種であり、根こぶの中に多数存在します。こぶが腐ると土壌中に分散し、宿主植物が無くても4年以上、ときには10年以上も生き残ります。そのため、一度発生した圃場では、長期間にわたり被害が発生する可能性があります。また、農作業にともなう土の移動や降雨などによって、発生圃場から周辺へ広がる事が多いです。
根こぶ病の対策として殺菌剤の施薬を判断する上で、土壌中の菌密度を事前に知ることは効果的です。

検査キット

DryADD™根こぶ病菌検出LAMPキット

DryADD™ 根こぶ病検出LAMPキットは、「根こぶ病菌密度測定サービス」で用いている、LAMP法による根こぶ病菌密度測定技術をお客様でもご利用頂けるように乾燥化キット化した製品となります。
根こぶ病は、アブラナ科植物に特有の病害であり、一旦発病すると防除が困難な土壌伝染性病害です。根こぶ病に感染すると、根に大小さまざまなこぶが多数できます。土壌中からの水分や養分の吸収が妨げられ、晴天の日中に茎や葉が萎れるようになります。生育が遅れて葉色は褪せ、収穫物の品質も低下します。
本品は、アブラナ科野菜栽培において、甚大な被害をもたらす根こぶ病菌の効果的な防除にお役立ていただけます。

価格表
品 名 Code No. 包装単位 価 格 備 考
DryADD™根こぶ病菌検出LAMPキット DR0301 48テスト 124,500円*1 受注生産品*2

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

*1 別途送料がかかります。
*2 本品は受注生産品となります。納期に関しましてはお問合せください。

製造販売元:(株)ニッポンジーン マテリアル

受託サービス

根こぶ病診断

本サービスは、お客様よりお送りいただきました「土壌」を用いて根こぶ病菌休眠胞子の菌密度とpHを測定する検査サービスです。
殺菌剤の施薬を判断する上で、土壌の菌密度を事前に知ることは効果的な病害防除の観点から有用です。
株式会社ニッポンジーン マテリアルでは、お送りいただきました土壌から遺伝子検査 (LAMP法) およびpH測定を実施します。

tokucho

コスト削減

根こぶ病検査の実施により、事前に発病ポテンシャルを診断します。
発病ポテンシャルに応じて適切な対策を選択することで、コスト低減、防除作業の削減、効果的な防除が可能となります。

土壌センチュウ

  • 土壌には多くの種類の線虫が生息している
  • 「植物寄生性線虫」は農作物に被害を与える
  • 土壌中にいる線虫の種類を検査すれば、最適な防除法を検討できる!

土壌には多くの種類の線虫が生息しており、土壌中の細菌、カビ、腐敗有機物などを分解し、我々の生活に影響がない種類がいる一方で、植物に寄生し農作物に被害を与える「植物寄生性線虫」も存在します。
ニッポンジーン マテリアルでは、植物寄生性線虫のうち国内の畑に分布している「ネグサレセンチュウ」(9種)および「ネコブセンンチュウ」(4種)をほぼ網羅的に検出する事が可能です。

検査受託サービス

土壌センチュウ診断

本サービスは、お客様よりお送りいただきました「土壌」を用いて植物寄生性センチュウの遺伝子検査を行うサービスです。
本サービスは、東京大学と連携して植物病院を展開するベジタリア株式会社と株式会社ニッポンジーン マテリアルが共同で展開しています。株式会社ニッポンジーン マテリアルでは、お送り頂いた土壌から遺伝子検査を実施します。

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土壌センチュウ種同定検査

お送り頂いた土壌よりベールマン法で分離した線虫からDNAを抽出し、遺伝子検査で線虫種を同定します。

検出、種判別可能な線虫種

 

ネグサレセンチュウ属(9種)

・ミナミネグサレセンチュウ
・クマモトネグサレセンチュウ
・ムギネグサレセンチュウ

・ニセミナミネグサレセンチュウ
・モロコシネグサレセンチュウ
・ノコギリネグサレセンチュウ

・チャネグサレセンチュウ
・キタネグサレセンチュウ
・クルミネグサレセンチュウ

ネコブセンンチュウ属(4種)

・アレナリアネコブセンチュウ*
・キタネコブセンチュウ

・サツマイモネコブセンチュウ*
・ジャワネコブセンチュウ*

*のついた3種類は種の特定ができません。※本検査では、ネグサレセンチュウまたはネコブセンチュウ1頭から検出可能です。

土壌センチュウ定量検査

お送り頂いた土壌よりベールマン法で分離した線虫からDNAを抽出し、遺伝子検査で線虫数を定量します。

定量可能な線虫種

 

ネグサレセンチュウ属(8種)

・ミナミネグサレセンチュウ
・クマモトネグサレセンチュウ
・ムギネグサレセンチュウ

・ニセミナミネグサレセンチュウ
・ノコギリネグサレセンチュウ
・チャネグサレセンチュウ

・キタネグサレセンチュウ
・クルミネグサレセンチュウ

ネコブセンンチュウ属(4種)

・アレナリアネコブセンチュウ
・キタネコブセンチュウ

・サツマイモネコブセンチュウ
・ジャワネコブセンチュウ

※線虫が混在している場合、それぞれの線虫に対する推定頭数を測定する事はできません。
※推定頭数は、サツマイモネコブセンチュウ汚染土壌を用いた検査結果をもとに算出しております。線虫の種類によっては、実際の頭数と前後することがあります。

青枯病

(Bacterial wilt)

  • 土壌中に存在する病原性の細菌
  • 有効な農薬はなく、早期に発見し、除去することが大切
  • 遺伝子検査で土壌の健康診断を

青枯病は土壌伝染性の病害で、対象となる作物はトマト、ナス、ピーマン、ジャガイモ、ショウガ、イチゴなどが挙げられます。原因はRalstonia solanacearumという土壌中の細菌で、根の傷から侵入することによって感染します。発症すると日中に葉が水分を失ったようにしおれ、さらに病気が進行すると枯死してしまいます。青枯病に有効な農薬はなく、早期に発見し、除去してしまうことが大切です。

検査受託サービス

青枯病菌検査サービス

本サービスは、お客様よりお送りいただきました「土壌」を用いて土壌に潜む青枯病菌を遺伝子検査によって高感度に検出するサービスです。
作付け前に病原細菌の有無を把握することで、様々な対応の幅が広がります。

本サービスは、㈱ニッポンジーン マテリアルにて検査を実施いたします。

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手軽に土壌の健康診断が可能

必要なものは全て送られてきますので、検査したい土壌を用意するだけです。

価格表
品 名 Code No. 包装単位 価 格
青枯病菌検査サービス 33-20630 (agmiru) 10検体用 76,200円

製造販売元:(株)ニッポンジーン マテリアル
) | 販売サイト:agmiru 表示価格は希望納入価格 (税別) です。