2024年8月1日
宮城県の東松島市が進められている「令和の果樹の花里づくり構想」にお役立て頂きたいと思い、プラムポックスウイルス(ウメ輪紋ウイルス)の検査を簡便に行うことができる“プラムポックスウイルス イムノクロマト”を寄付させていただいたところ、感謝状を頂きました。
プラムポックスウイルス(ウメ輪紋ウイルス)とは、モモ、スモモ、アンズ、ウメ、オウトウなどのサクラ属に広く感染する植物ウイルスです。
ウイルスに感染した植物は、葉や果実表面に輪紋が見られ、収穫量も低下してしまいます。
本ウイルスは緊急防除の対象となっている為、感染が確認された樹木は完全に除去する必要がありますが、日本では2009年に初めて発見されて以来、各地で感染が確認されています。
ニッポンジーンでは、弊社が得意としている技術を用いてプラムポックスウイルスを迅速に検出できるキットをラインナップしている事もあり、宮城県の東松島市にて「令和の果樹の花里づくり構想」として、東日本大震災の津波で被災した野蒜地区に元号の「令和」(出典が万葉集の梅花の歌 三十二首の序文)にちなんで「梅」の植樹を実施される予定がある事を知りました。
この大変素晴らしい構想に共感し、植樹の際等に樹木のウイルス検査が簡便に行えるように、弊社製品である「プラムポックスウイルス イムノクロマト」の寄付を申し出たところ、快くお受けいただき、感謝状まで頂けました。
今度は、梅の花が咲き誇る“果樹の花里”に訪れさせて頂きたいと思います。
震災によって犠牲になった方々に対し追悼の意を表すると共に、被災地域の復興を心よりお祈り申し上げます。
弊社のプラムポックスウイルス(ウメ輪紋ウイルス)関連製品の詳細はこちらからご覧ください。