クラウドファンディングで行った青枯病検査サービスとはどんなサービスなのかを青枯病の説明とともにご紹介いたします。
※現在は農業用資材をご購入いただけるサイト 、アグミルにてご購入いただけます。
青枯病とは
青枯病は土に原因がある土壌伝染性の病害です。青枯病の対象となる作物はトマト、ナス、ピーマン、ジャガイモ、ショウガ、イチゴなど作物で主にナス科ウリ科を中心に200種類以上の植物に感染します。
症状としては日中日差しがあるのにかからず、急に株が水分を失ったようにしおれてしまい、水を与えても回復しません。病気が進行すると枯死するという特徴があります。
青枯れ病の原因はRalstonia solanacearumという土壌中の細菌で、根の傷から侵入することによって感染します。
遺伝子検査のメリット
遺伝子検査に基づく方法であれば、今まで検出が難しかった土壌細菌を高感度かつ特異的に検出可能です。病害が広がってしまった後に対応することになると、多大なコストが発生すると考えられますので、そのリスクを下げるための手段と考えると、メリットは十分あるのではないのでしょうか。
青枯病が発生してしまった圃場の汚染範囲を特定したい方、症状が見られるが青枯病菌が原因かどうか明らかにしたい方、今のところ病気は見られないが、土壌に青枯病菌が潜んでいないかチェックしたい方は青枯病検査サービスがおすすめです。
検査サービスの流れ
キットの同梱物
◆返送用セット
・着払い伝票
・検査依頼表
・返送用封筒
土を採取する時の注意や方法
畑全体の平均的な状態を調べたい場合
生育不良等の気になる地点を調べたい場合
土の採取方法についてご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
【採取した土壌の準備】
採土した土壌は、大きなビニール袋に入れ、口をふさいでよく混合してください。
水分を非常に多く含み、にじみ出るような土壌の場合、新聞紙などの上に広げて、篩にかけることができる程度に日陰で数日風乾させてください。
よく混合した土壌を篩 (2 mm目以上) にかけ、石や根などを除いてください。
【採取した土壌の入れ方】
篩い下を検査いたしますので、篩い下の土壌を「検体保管容器」に入れてください。
その際、容器の底をトントンと軽く叩きながら詰めて、40 ml (「検体保管容器」の目盛り40) 以上
入れてください。
【土壌の送付について】
「検体保管容器」に入れた土壌は採土後2日以内に付属の検査依頼書と共に同梱されていた袋に入れお送りください。
報告書について
結果は検体が到着後、2週間をめどにメールにて報告書をお送りいたします。